受給者証の取り方

受給者証とは


放課後等デイサービスを利用するには、受給者証が必要です。
受給者証の正式名称は「障害福祉サービス受給者証」と言って、これを取得すると福祉サービスを行政の給付金を受けながら利用できるようになります。
 
障害者手帳や療育手帳などとは違うので、放課後等デイサービスを利用する際は注意しましょう。
 
 
 

受給者証の取得の仕方


受給者証を取得するには、いくつかのステップが必要です。
住んでいる自治体によっては、申請から取得まで時間がかかるところもありますので、計画的に取得するようにしましょう。
 
 

利用希望の放課後等デイサービスを見学

受給者証の申請の前に、まずは利用希望の放課後等デイサービスを見学しておきましょう。
空き状況の確認や、利用頻度、利用するうえで相談したいことなどをあらかじめ話し合っておけば、契約までスムーズになります。
 
 

自治体の担当課へ相談

自治体の福祉サービスなどを担当している課へ、放課後等デイサービスの利用することの相談などを行いましょう。
初めて放課後等デイサービスを利用する人は、分からないことだらけだと思います。
なので、相談できる人に相談して、事前準備を完璧に出来るようにしておきましょう。
 
 

必要な書類を準備

申請するにあたり、必要な書類の準備をしておきましょう。
ここでは、一般的に必要な書類だけをご紹介していますので、自治体のホームページなどを確認してから申請に向かってください。
 

  • 支給申請書
  • 申請者と子どものマイナンバーを確認できる書類
  • 療育手帳・障害者手帳・診断書などの発達障害確認書類
  • 負担上限額の申請に必要な書類
  • 障害児支援利用計画案
  • 印鑑

 
 

支給申請

以上の事項をすべて整えたら、支給の申請をします。
提出した書類や面接などを経て、受給者証の支給が必要か必要ではないか、が決定します。

受給者証には、支給量や有効期限が書かれています。
しっかりと確認をしましょう。
 

支給量はどうやって決まる?

受給者証に書かれている支給量とは、月に何日放課後等デイサービスを利用できるかというものです。
この支給量の決め方ですが、結論から言うと決まった決め方、というものがありません。
 
「自分たちが希望する日数を支給してもらえるのか不安だ」
と思う保護者の方も多いかもしれませんが、支給量は保護者が希望する日数を反映してくれることが多いです。
もちろん、子どもの障がいの度合いなどを考慮するのは前提ですが、面接や相談する際に希望支給量もしっかり伝えておきましょう。